
ペット業界への第一歩を踏み出そう
「この求人、気になるけど応募するか迷う…」
こんなふうに迷った経験はありますか?多くの方が「自分に合っているか分からない」「トリマーとしての経験が足りないかも」と悩み、応募をためらってしまうことがあります。しかし、あなたが迷っている間に、他の人が採用されてしまうという結果になります。
今回は、トリマーとして働くことを考えている皆さんに向けて、求人への応募に対する考え方や、おすすめの応募のタイミングについてお伝えします。
どんな職場で働きたいのか
まずは、「自分がどんな職場で働きたいのか?」を明確にしましょう。
ペット業界の仕事には、トリマー(グルーマー)、ペットショップスタッフ、ブリーダーなどさまざまな職種があります。その中で自分が目指したい方向性を考え、さらに「譲れないこと」と「絶対にしたくないこと」を整理すると、お仕事探しの視野が広がります。
「譲れないこと」例
・ペットに直接関わる仕事がしたい
・働きながらスキルアップできる環境が欲しい
「絶対にしたくないこと」例
・転勤が必要なお仕事は避けたい
・長時間労働や過度な残業は避けたい
応募のタイミングはいつ
求人情報を見たとき、「いいかも?」と思ったら、できるだけ早めに行動しましょう。
なぜなら、求人は応募者が一定数に達すると締め切られてしまうことがあるからです。特に、福利厚生が良い、教育体制が整っている、スタッフの雰囲気が良さそう、といった魅力的な職場は、人気が高くすぐに採用枠が埋まってしまいます。
また、「自分のスキルに自信がない」と悩む方も多いですが、実際には多くのペットサロンが未経験者や経験の浅いトリマーの育成を行っています。「経験者優遇」と書かれていても、やる気や熱意を伝えることで採用のチャンスは十分あります。
応募しなければチャンスはゼロですが、応募することで1%でも可能性が生まれるのです。
求人記事だけでは情報不足?そんな時は
求人情報だけでは、実際の職場環境やスタッフの雰囲気を把握しきれないこともあります。そんなときは、積極的にメッセージで確認してみましょう。応募後、「見学を申し込む」「メッセージで質問をする」これらの行動を起こすことで、より詳しい情報を得られます。
たとえば、「どのようなスキルレベルの方が働いていますか?」「入社後の研修制度はありますか?」
「どのようなペットを扱うことが多いですか?」などの質問をしてみると、求人情報だけでは分からなかったサロンコンセプトや店舗も雰囲気などがクリアになります。
また、もし「現在は採用していません」との返答があった場合も、あまり気を落とさずに、お礼を伝えて次の求人にチャレンジしましょう。応募や問い合わせも経験の一つ。回数を重ねることで、自分に合った職場を見つけやすくなります。
「行動」が成功への第一歩
求人が出ていても、採用枠が埋まれば募集は終了してしまいます。特に人気のある職場ほど、すぐに締め切られる傾向にあります。
採用担当者は、最初の応募の時点では履歴書や個人情報を確認せず、スキルや経験を元に選考を進めることがほとんどです。そのため、「行動」することは決してマイナスではなく、むしろチャンスを増やす行動と言えます。
「自分に向いている職場なのか?」「未経験でも大丈夫なのか?」と悩む気持ちはよく分かります。しかし、その答えは実際に応募し、やり取りをしてみなければ分かりません。
あなたにぴったりの職場を見つけるために、勇気を出して一歩踏み出してみましょう!あなたの情熱と努力が、たくさんのワンちゃんやネコちゃんの幸せにつながります。