
犬の飼い主さま向け うちの仔の皮膚は何タイプ?
犬の皮膚は、ヒトのわずか1/3の薄さ
実は、犬の皮膚の厚さはヒトのわずか1/3ほどです。皮膚が薄い分、外からの刺激(湿気や乾燥、花粉やホコリ、シャンプーの成分)にとても敏感であるといえます。
そこで愛犬の皮膚タイプ別に合ったシャンプーを選ぶコツをご紹介します。
愛犬の皮膚タイプをチェック
最も当てはまる項目が多かったタイプが、あなたの仔の皮膚の傾向です!
※ただし、複数の皮膚タイプにまたがる場合もあります。その仔に合ったケアを見つけてあげましょう。
タイプ1
・皮膚がかさついている
・フケが目立つor多い
・被毛がパサついている
・トイ・プードル
・ミニチュア・シュナウザー
・チワワ(特にスムースコート)
・高齢である
タイプ2
・体臭が気になる
・洗ってもすぐに被毛がべたつく
・皮膚を触るとぬるっとしている
・外で過ごすことが多い
・フレンチ・ブルドッグ
・パグ
・アメリカン・コッカー・スパニエル
タイプ3
・シャンプー後、かゆがる
・季節の変わり目に皮膚が荒れやすい
・皮膚が赤くなったり湿疹がでたことがある
・足先や顔周りなどをよく舐めたり掻いたりしている
・「皮膚が弱いですね」と言われたことがある
・かぶれやすい
・アレルギー体質
愛犬の皮膚タイプのチェック結果
タイプ1が多い…「乾燥肌タイプ」
被毛の質感がふわっとしている子や、短毛種でも皮膚が薄い子は乾燥しやすい傾向があります。室内でのエアコン・暖房の使用も乾燥を悪化させる原因になります。保湿成分がたっぷり含まれたシャンプーを選ぶようにしましょう。摩擦には特に気を付けてください。
タイプ2が多い…「脂性肌タイプ」
脂性肌=不衛生というわけではありません。体質や犬種特性に加え、環境や食生活、ストレスなども関与しています。皮脂腺が発達していたり、ダブルコート(下毛がある)で、湿気がこもりやすい傾向にあったり、遺伝的に皮膚疾患が出やすい犬種の場合は注意してあげてください。
皮脂を優しく洗い流しつつも、保湿成分を多く含むシャンプーなどがおすすめです。
タイプ3が多い…「敏感肌タイプ」
「敏感肌」は単独の肌タイプというより、「乾燥肌」や「脂性肌」と併発することが多いです。アレルギーや食事による反応、環境要因(花粉、ハウスダスト、湿度)で症状が出ることも多く、季節によって変化することもあります。
無香料や微香、低刺激やアレルゲンフリータイプのシャンプーを選ぶと良いでしょう。
特にどれも当てはまらない…「標準肌」
特に乾燥や脂っぽさが気にならない、皮膚トラブルを感じていない仔は「標準肌」です。シャンプーやトリートメントはバランスが良いものを選ぶことをオススメします。手触りや香りを重視しても良いでしょう。
犬は人よりもずっと皮膚が薄く、デリケート
犬は、季節の変化や乾燥、日々のお散歩やシャンプーなど、さまざまな影響を受けやすいといわれています。
日常的にスキンケアを取り入れることで、皮膚や被毛を清潔に保ち、うるおいを与えることで健やかな状態をサポートすることができます。
特にこんな時期にはスキンケアを意識してみましょう
・季節の変わり目で皮膚トラブルが起きやすい時期
・乾燥が気になる冬場
・シャンプーのあとやお散歩後のケアタイム
保湿ケアやブラッシングを習慣にすることで、愛犬とのふれあいの時間も増え、皮膚や被毛のちょっとした変化にも気づきやすくなります。
わんちゃんにとって心地よいケアの時間が、毎日をより快適に過ごす手助けになりますように。
※この記事は健康維持や日常ケアのご提案であり、治療を目的としたものではありません。気になる症状がある場合は、動物病院へご相談ください。
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