
シャンプーのあとに使う「リンス」や「トリートメント」その違いを解説
シャンプーのあとに使う「リンス」や「コンディショナー」、「トリートメント」…
実はなんとなく使っているけど、違いがよく分からない!という飼い主さまも多いのではないでしょうか?
今回は、それぞれの役割の違いをわかりやすくご紹介します!
それぞれの役割と特長
リンス・コンディショナー
<主な役割>
被毛の保護、汚れの再付着防止、仕上がり感の付与
<特徴>
被毛のコーティングがメイン、軽い仕上がり
トリートメント
<主な役割>
被毛の損傷を補修、被毛の保護、汚れの再付着防止、仕上がり感の付与
<特徴>
被毛の集中的なケア、しっとりとした仕上がり
ペットに使うときの選び方のヒント
季節の変わり目や被毛のパサつき → トリートメントが特におすすめ
リンス・コンディショナー・トリートメントに共通して必要なこと
リンス・コンディショナー・トリートメントに共通して必要なことは、全体に均一に塗布をすることです。例えば、車のワックスをかける際、プロと素人では圧倒的な仕上がりの差がでますよね。キレイに塗られたワックスは非常にツヤが出てピカピカに仕上がります。何故、均一に塗布をする必要があるかというと、光の反射に影響するということもひとつの要因です。
リンス、コンディショナー、トリートメントもワックスと同様です。被毛表面に均一にコーティングすることで、光が反射され、ツヤが出ます。表面にダメージや汚れが付着していたり、表面のコーティングが均一でないと光が乱反射してしまい、ツヤの輝きが薄れてしまいます。ペットの被毛は、ヒト以上に毛量が多く、全身に生えていることからシャンプーと同様に各部しっかりとリンス・コンディショナー・トリートメントを行きわたらせる必要があります。
ただし、単にリンス・コンディショナー・トリートメントを塗布しただけでは全身の被毛1本1本にリンスなどを行きわたらせることはとても難しいです。そこで、プロでなくても簡単にできる方法をご紹介します。
チェンジリンス
「チェンジリンス」はヒトの美容室で用いられる塗布方法です。まずはじめに、ワンちゃんやネコちゃんの体が入る大きさのバスタブと桶もしくはカップなどを用意します。
1.リンス・コンディショナー・トリートメントを塗布します。
2.余分に付いたリンス・コンディショナー・トリートメントを洗い流します。この際、流れたリンス・コンディショナー・トリートメントなどはバズタブ内に溜めて、シャワーを止めます。
3.バスタブに溜まったリンス・コンディショナー・トリートメントなどを桶やカップなどですくい被毛にかけ湯をします。これを20~30回全身に繰り返します。
これがチェンジリンスの方法です。チェンジリンスはリンス・コンディショナー・トリートメントを効率よく全身に行きわたらせることができる手法です。
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最後に当社のリンス/コンディショナー/トリートメントの一部をご紹介します。当社の近年リリースする商品は比較的トリートメント処方が多い傾向です。その理由は、今の時代ならではの進化した成分や設計によりトリートメントでも様々な仕上がり感をもたらすことが可能になりました。以前のトリートメントは、しっとり感が強いイメージでしたが、現在は被毛に重みを出さず、ダメージ補修をし、軽やかに仕上げることが可能になりました。
リンス・コンディショナー
・ZOIC N シリーズ
トリートメント
・ZOIC Matureシリーズ